会社を辞め1ヶ月が経過した。11月からオンライン留学が始まり、外国人と英語で話す機会ができ、まずます英語に触れる機会が多くなった。しかし、中々自分の言いたいことを英語で伝えられない。その為、最初のクラス分けではかなり下のクラスに振り分けられてしまった。
僕と同じように英語を勉強している方、これから勉強しようと思われている方、共に頑張りましょう!
⑴ オンライン留学始まる
フィリピンの語学学校 CIP
僕が懇意にしている留学エージェント「deow」からオンライン留学先を紹介してもらった。それはフィリピンのクラークにある「CIP」という語学学校で、費用も安く、時間の融通も利くので便利だった。勉強量は、よくある英会話のように週に8回くらいのコースから、学校のように毎日英語漬けというコースまで選択肢がある。勉強内容も様々で、一般的な英語学習からスピーキング特化、ビジネス英語、TOEIC対策などを選べ、かつマンツーマンとグループ授業などを選択できる。僕は週に20回、スピーキング特化、マンツーマンのコースをチョイスした。
11月の最初の月曜日、僕は学校から送られてきたzoomのURLにアクセスする。先生は綺麗なフィリピン人女性で「Nice to meet you.」と明るく挨拶をしてくれ、僕は緊張しながら何とか「Nice to meet you too.」と返事をした。その後、自己紹介や授業の説明を受け、最初のクラス分けテストを受けた。
そのテストは絵の状況を話して説明するという中学生レベルのものだったが、何せリーディングしか勉強して来なかった為、とっさに英語が出て来ない。まずは日本語で文章を考えて、正しい文法の英語に訳し、それから発話してしまうのだ。結果、僕に与えられた教科書はものすごく簡単のもので、最初は1人称と3人称の違いやら、be動詞の使い方やら、ごく基本的なことを学ぶことになってしまった(もし10月に軽く勉強していなかったらもっと下のレベルだったかもしれない)。
授業開始1ヶ月の成果
先生はとても良い人だった。僕が先生の質問の答えを必死に英語で考えている間、先生はずっと待っていてくれたし、僕がうまく言えなかった時は助け舟を出してくれた。そのおかげか、僕も徐々に英語に慣れてきた。それは決して英語が喋れるようになったという意味ではなく、多少文法が間違っていてもとにかく話してみようという度胸がついたという意味である。
授業の内容は面白かった。映画にもなった戦う女性エリン・ブロンコビッチや、米中のピンポン外交に関する文章を読んだり、それを要約したり、メールの返信文面を書いたり、先生に今週末の予定を話したりと、英語が楽しくなるような授業だった。
まだ1ヶ月では、英語が話せるようになったとは言えない。しかしながら、11月の上旬ごろは何度も聞き返していた先生の質問を、ほぼほぼ聞き返さないで理解できるようになっていた(未だに1回の授業のうち2,3回は聞き返すけど)。
⑵ TOEICテストに向けて
470点突破を目標に
また、現在の自分の英語力を測るためにTOEICテストを受けることにした(その模様と結果は次回の留学記になるだろう)。まあ、最初のテストだしということで470点突破を目標に問題演習をした。なるほど、リーディングはうまく解けるが、リスニングはちょっと難しい...というのが率直な感想だった。
最初に取り組んだのはこの参考書。なるほどPart2の解き方(疑問詞に注意して聞く、同じような音の引っ掛けに惑わされないこと)など、TOEICのコツをつかんだ気がする。
TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 470点突破 (東進ブックス レベル別問題集)
- 作者:Craig Brantley,Michael Dunbar
- 発売日: 2017/03/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
次にやったのがこの2冊。TOEICを受ける直前にはリスニング力もあがり、このレベルのリスニングなら7割ほど正解できるようになった。
TOEIC模試をやってみる
テスト前の演習ということでTOEICの模試を解いてみた。するとリーディングの時間が足りないことに気付いた。残り5問余ってしまう。ただ、自己採点してみると意外にも720点だったのでびっくりした。相変わらずリスニングの点数が低く、リーディング頼みの点数だったが。
2回目の模試は公式問題集に挑戦してみた。やはりリーディングの時間が足りない。5問余ってしまった。スコア換算は660-830点の間だったので、これも700点代くらいと見ていいだろうか。僕の現在の実力は大体700点ちょっとのようなので、本番でもこのくらいの点数が取れればいいのだが、、、本番は12/6なので、次回の留学記にその模様と結果を載せられたらと思う。
⑶ 2020年11月に使用した教材
リーディング
速読用に簡単なリーディング用教材を購入した。裏表紙にはTOEIC300〜と書かれていたのでとても易しい文章だった。その為、一瞬で各文章を読み終えることができ、読み返すことがほとんどなくなった。
また、もっともっと多読をして英語に慣れるために、ラダーシリーズを2冊読んだ。最も簡単なレベルから取り組むことにした(TOEIC300-400レベル)。
アインシュタイン・ストーリー The Albert Einstein Story (ラダーシリーズ Level 1)
- 作者:ジェイク・ロナルドソン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
①「アインシュタイン・ストーリー」の方は相対性理論の部分が難しかったが(果たして日本語で説明されても僕は理解できるのだろうか...)、彼のニュートンへの挑戦、平和への努力などが描かれていて面白かった。
②「美女と野獣」は物語であるだけあり、登場人物に感情移入してしまうほどのめり込んでしまった。僕はディズニー映画のそれしか知らなかったので、原作はこんな感じのストーリーなんだと未見の気持ちで楽しめた。
リスニング
[音声DL付]究極の英語リスニング Vol.1 1000語レベルで1万語[最初の1000語] 究極の英語リスニングシリーズ
- 作者:株式会社アルク
- 発売日: 2015/02/27
- メディア: Kindle版
リスニングには、先ほど紹介したリーディング教材のリスニング版を購入した。こちらもTOEIC300-なのだが、リーディングを得意としている一方、リスニングはこのレベルでも難しく感じた(最初は)。しかしこの本をやり終える頃にはナレーションのスピードにも慣れて、大意は分かるようになった。
また、リスニングの向上にはディクテーションが良いと聞いたので、ディクテーション版の教材も購入した。こちらのリスニングは先ほど挙げた「究極のリスニング」より短文のため、聞き取りやすかった。
ライティング・スピーキング(文法)
ライティングとスピーキングは文法書を使用することで勉強していた。 この文法書は英作文形式で、現在時制など簡単なトピックから分詞構文など難しいトピックまで扱っている。しかし、僕にはまだこのレベルの文法の英作文はまだ厳しいと思えた。
スピーキングは引き続きこちらを使用。中学生レベルの文法の例文を日本語で聞き、英語で発話していた。お風呂で毎週3単元ずつ。11月が終わる頃には3週していた。
2020年11月はTOEIC300-470の教材を中心に基礎的なことを勉強した。まるで中学生に戻った気分だ。それにしてもCOVID-19の第3波により、またしても海外留学は遠のいてしまった。。。