川井書生の見聞録

映画評論、旅行記、週刊「人生の記録」を中心に書いています。

早稲田卒業生の大学受験法と参考書ー英語編ー(書生の勉強記事1)

 現役時代、センター試験がボロボロで浪人を決意した僕は、これからの1年早稲田大学文学部の合格証を手にするまでは、たとえ友達から遊びの誘いがあっても、勉強に専念することにしました。

 そして、一年後には早稲田大学文学部の合格証を手にした自分がいました。これは、ある私大文系志望の受験生がどのような参考書を使って、どのように勉強したかの紹介です。第1弾は英語の参考書の紹介となります。

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私は入学から4年後、無事に卒業しました。

⑴ 暗記は1冊を繰り返すべし!

 これは僕の基本方針だったのですが、単語や文法など暗記するものは「これぞ」と決めた参考書を繰り返した方が良かったです。これらについては何よりも覚えることが大事なので、同じことを反復し、頭に定着することを目指すべきだと思います。

 また、1周、2周、3周としていくうちに毎回正解できた問題は、次の周回は省略してしまって良いと思います。僕は3周連続で正解した問題は省いていました。その方が自分が解らなかった問題を優先して勉強でき、効率が良いと思ったからです。

単語の参考書 

 「私はターゲットがいい」「僕はデュオがいい」という人もいるでしょう。 もちろんその人はそれを愛用するのが良いと思います。暗記ものは自分に合っていると思うものを使うのがベストです。なぜならその参考書を1年間ずっと使用するから。

 僕がこの単語帳を選んだのは他の参考書に比べて単語数が多かったからという単純な理由に過ぎません。ですが、余裕があるのなら英単語を1つでも多く知っておくべきです。それは読解のアドバンテージになるためです。

文法・熟語の参考書

 この参考書は教科書のように英文法を懇切丁寧に教えてくれるものではなく、英文法の問題集です。けれども、「この問題集を解いては解説を読む」 ということを繰り返すことで、いつの間にか文法を覚えている自分に気がつくでしょう。

  こちらは熟語バージョン。これも解いては解説を読むのが良いかと。

 受験日が近づいてきたら、この問題集で本当に文法を覚えているかの確認をしました。繰り返し問題を解いていたら、覚えているものです。 

⑵ 読解は多読をすべし!

 さて、ある程度語彙力を身につけ、文法を一通り勉強したら読解に挑戦してみましょう。個人的には英文を読んでいて難しいと感じるのであれば、そのレベルの問題集は時期尚早です。ある程度スラスラとストレスなく読める長文が丁度よく、英語を読むという行為も楽しめるようになります。

 そして長文読解は一期一会をお勧めします。繰り返し同じ問題を解いていると読む前から答えや和訳が分かってしまうからです。暗記ものであれば問題ないのですが、実際に出題される長文問題は初見の英文なので、練習問題も初見の方が良いと思います。

読解参考書

  この問題集は比較的簡単なので各レベルの導入にお勧めです。僕は1-6までやりました。

  一期一会の勝負なので、僕が解いて良かったと思った問題集を列挙していきます。僕はこのシリーズは英語長文1000までやりました。

  僕はレベル3までやりました。

 こちらはベストセラーの参考書ですが、僕にとっては一期一会でした。

  英文を読むための技術はポレポレだけでなく、こちらも使用していました。

  とにかく、とにかく色んな英文を読みました。

赤本に手を出し始める

  中堅私大レベルの英文が解けるようになったら、僕はセンター試験の赤本を解き始めました。

  高難易度の英文参考書をやり尽くしたので、いよいよ早稲田の英語を解き始めました。

  年明けからはプレ問題集を解き、自分に足りない箇所を重点的に強化しました。 

 早稲田の他学部の英語問題も可能な限り解いた。

  受験直前には数日に一度の割合で赤本を解いては時間配分など、問題になれるよう努めました。

⑶ まとめ

 英語の勉強法は、単語・熟語・文法など暗記系は1つの参考書を繰り返し繰り返し勉強するにのが僕のお勧め勉強法です。参考書については、あくまで僕はこれを使ったというのを紹介しましたが、結局はみなさん自身にしっくりくるものを選ぶのが良いと思います。1年間、その参考書に付き合うことになるのですから。

 長文読解は様々な文章に触れて、初見の文章も抵抗なく解けるようにするのが肝要かと。1つの参考書を反復していては、和訳も覚えてしまいますし、問題も分かっているので応用がききません。

 一応、下記に国語と世界史の記事も貼っておきます。

k756.hatenablog.com

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