雨の日は(晴れの日もだけど)本を読んだり映画を観ること多い。先日の大雨の日は2021年のアカデミー作品賞を受賞した『ノマドランド』を観に行った。梅雨とは無縁そうな、荒涼としたアメリカの大自然を舞台に漂うノマドたちは、現代の開拓者なのか?
続きを読む会社を辞め英語留学をする予定の26歳⑥ーネイティブキャンプ初心者コース編ー(2021年3月)
これは26歳になった神奈川県在住の男性の人生記録「語学留学編」。会社を退職し、去年の11月からオンライン英語留学を開始。2021年に入り、フィリピンの語学学校の授業に加えて、ネイティブキャンプという英会話アプリを始めた。今年も英語を学んでいきたい(お題#今年、学びたいこと)。
続きを読む大人になったなシンジ 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を3つの観点から考察
2021年緊急事態宣言下。遂にエヴァンゲリオン・シリーズ最終作である『シン:エヴァンゲリオン劇場版』を見た。これで、私が生まれた1995年から始まった同シリーズも終わりを迎えた。私はこの最終作を3つの観点からアプローチしたい。そして、この記事を書きながらエヴァンゲリオンとの別れを噛みしめたい。
続きを読む世界を救わなかった「破」と救った「Q」 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』感想・考察
難解だった新劇場版第3作『Q』。今回は『Q』を最終作との関連で考察するのではなく(それは次回に譲る)、『Q』を『破』との関係で考察してみた。すると、案外『破』と『Q』は物語構造が対照的で面白いことが見えてきた。
続きを読むセカイ系への回帰?コミュニケーションが世界を滅ぼす 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』感想・考察
今回は新劇場版第2作「破」。ここから旧劇版とは異なる点が多くなってくる。だが、実際の物語展開やテーマは旧劇と異なっているのか?考察してみた。
続きを読むシンジとレイとゲンドウの三角関係 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』感想・考察
2021年3月8日に公開されるエヴァンゲリオンシリーズ新劇場版最終作。これでいよいよ全てのエヴァが終わる。ということで、筆者は最初のエヴァから振り返ることにしてみた。初めてエヴァを見た高校生の頃に比べると、今では多くのことが読み取れるようになっていてびっくり。今回は旧劇版の考察の続きで第2弾。
続きを読む碇シンジのセカイと精神 旧劇アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』感想・考察
2021年3月8日に公開されるエヴァンゲリオンシリーズ新劇場版最終作。これでいよいよ全てのエヴァが終わる。ということで、筆者は最初のエヴァから振り返ることにしてみた。初めてエヴァを見た高校生の頃に比べると、今では多くのことが読み取れるようになっていてびっくり。今回は碇シンジという人物をセカイ系の主人公という観点から考察してみることにする。
続きを読むウディ・アレンとストラーロが描いた赤と青のNY・晴れと雨のNY 映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』感想・考察
神経症的な男子大生ギャツビーとインテリな女子大生アシュレー。このカップルはいかにもウディ・アレンの映画にふさわしい登場人物だ。また、アシュレーに振り回されるギャツビーの心情を映像で表現しているのが、撮影監督のヴィットリオ・ストラーロである。今回はギャツビーの感情の流れをストラーロがどのように表現しているかを考察したい。
続きを読むディズニー映画とは真逆の結末 映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』感想・考察
原作は歴代唯一の京都アニメーション大賞の大賞受賞作。この物語の主人公は機械人形のような戦闘能力を備え、機械人形のように無垢な心を持つヴァイオレット・エヴァーガーデン。TVシリーズや外伝で、彼女は代筆業を務める過程で多くの人々の心に触れ成長していく。今回の映画は心が成長した彼女が、「愛してる」の意味を知りたいと思うきっかけになった最愛の人と再会する物語だった。
続きを読む坂元裕二のセリフのディテール 映画『花束みたいな恋をした』感想・考察
世界規模のコロナ禍が続く2021年。エヴァの最終作が延期される中、緊急事態宣言下に封切りされた映画がある。それは僕がとても楽しみにしていた映画で、僕の好きな脚本家と監督が携わっている映画である。その映画の名前は『花束みたいな恋をした』。僕は本作の脚本を書いた坂元裕二が特に好きで、彼の脚本の特徴について考察していきたいと思う。
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