現役時代、センター試験がボロボロで浪人を決意した僕は、これからの1年早稲田大学文学部の合格証を手にするまでは、たとえ友達から遊びの誘いがあっても、勉強に専念することにしました。
そして、一年後には早稲田大学文学部の合格証を手にした自分がいました。これは、ある私大文系志望の受験生がどのような参考書を使って、どのように勉強したかの紹介です。第3弾は世界史の参考書の紹介となります。
⑴ 世界史で重要なのは物語として学ぶこと
歴史の勉強で最も重要なのは、人名や出来事を暗記することではありません。歴史の流れを掴んでその大きな流れの中に人名や出来事を当てはめていくことです。言い換えると、歴史を物語と学部ことです。少なくとも僕はそのやり方でやっていました。
世界史を一種の長大な物語と捉えるためには、教科書や授業形式のような参考書がお勧めです。僕は下記の参考書を使用していました。
これを一区切り読んだ後、付録の問題集を解いて知識の定着をはかっていました。全部で4冊のシリーズ物で、教科書より詳しく世界史が綴られています。
また、世界史を学んでいく上で興味の出た人物を学ぶ際、もしくはちょっと調べ物をしたい際に、この用語集を使っていました。
⑵ 問題集一覧
ある程度世界史の知識が定着したら、後はひたすら問題集を解いていきました。世界史の問題集も一期一会で進め、間違えた問題を解説や用語集で補強していきました。以下に僕が使用した問題集を列挙していきます。
こちらは書き込み式の問題集です。
オーソドックスな問題集で、教科書と同じような流れで問題が出題されます。
こちらは視点がまた違った問題集で、各国別に問題が掲載されています。実際の入試ではこの問題集のように国の歴史というテーマで出題されることも多いですから重宝しました。
ちょっとマニアックな問題も含まれた問題集。
⑶ まとめ
世界史の勉強法は教科書など全体の流れ(物語)を掴める参考書を1つ用意し、それを繰り返し読むのがお勧めです。
問題集は切り口の異なる様々な問題に触れることが肝要かと。また違った視点で出来事や人物を知ることができるので、より深い理解ができると思います。
下記に一応、この記事の英語と国語バージョンも貼っておきます。